エコソニックの技術で
どんな屋根にも太陽光発電を
設置困難とされる屋根にもエコソニックの技術で、環境にも屋根にも優しいエネルギーを実現します。
住宅の瓦屋根や板金屋根、工場や店舗のスレート屋根や板金屋根など、あらゆる屋根形状に対応可能です。

一般的な屋根形状の種類
工場や店舗など、住宅以外の建物はスレート屋根と板金屋根に分かれます。
2004 年以前の古い工場にはスレート屋根が多く見られ、2004 年以降の新しい工場には板金屋根が多いという特徴があります。
さらに、板金屋根には「ハゼ式折板屋根」「重ね式折板屋根」「嵌合式折板屋根」「波トタン屋根」など、さまざまな種類があります。
- 2004年以降スレート屋根はアスベスト含有が禁止されました。
スレート屋根

板金屋根




太陽光パネル設置の相性
太陽光発電の導入には、「工場や店舗の屋根形状によっては太陽光発電設備が設置できない」「建物が古く、図面や構造計算書がない」「屋根の荷重強度が不足している」といった理由から、設置を断念せざるを得ないケースも少なくありません。
そういった理由から、一般的な太陽光発電事業者は、設置が比較的容易なハゼ式折板屋根を主なターゲットにしていますが、エコソニックはそのような制限にとらわれません。
私たちの高度な屋根技術と経験を駆使することで、どんな屋根形状にも対応し、全ての屋根に太陽光発電設備を安全かつ確実に設置することができます。
これにより、企業や家庭が直面する設置不可能と思われていた課題を解決し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて一歩踏み出すことができます。
エコソニックの技術で、どんな屋根にも太陽光発電を導入し、環境に優しいエネルギーを広めていきます。

01.スレート屋根
比較的困難
スレート屋根は、石材(スレート)やセメント板などで作られた薄い波形の屋根材で、2004 年までに建築した工場や店舗などに使用されていることが多い。軽量で、安価仕上がりが特徴です。スレートは、屋根材が一枚一枚重なり合っているため、水密性が高く、雨漏りを防ぐ役割があります。
ただし耐久性が低く、太陽光パネルを設置するには、屋根に穴を開けボルトを打ち込むことになるため、屋根施工技術に乏しい太陽光発電事業者は、雨漏りの心配から「設置不可能」と判断されます。
- 現在設置されているスレート屋根のほとんどは、屋根の寿命が15 年から25 年とされているため、 改修が必要な時期を迎えています。
設置可能
スレート屋根に太陽光パネルを設置するためには、カバー工法が必須です。エコソニックのカバー工法は、古い屋根材をそのまま残し、新たに板金屋根材を重ねることにより短期間でコストを抑えて屋根のリニューアルを行います。屋根の防水性や耐久性を向上させることができるだけでなく、劣化によるアスベストの飛散を防ぐことができます。さらには太陽光パネルを設置することが可能になります。
02.板金屋根-ハゼ式折板(丸ハゼ折版・角ハゼ折版など)
容易に設置可能
金属板を波型に折り曲げた板を縦に重ね合わせ、隣接する板同士を「ハゼ」と呼ばれる部分で組み合わせて固定する屋根材です。 強度が高く、防水性に優れ、耐久性も抜群です。施工が比較的簡単で、大規模な工場や倉庫、商業施設などで広く使用されています。また、ハゼ式折板は耐風性や耐腐食性にも優れており、長期間安定した性能を発揮します。ハゼの部分に太陽光パネル取付金具が設置できるため、太陽光発電パネルの設置に最も適しています。どんな太陽光事業者でも「容易に設置可能」です。
容易に設置可能
エコソニックの技術は特に必要なく、屋根技術を持たない、どんな太陽光事業者でも容易に太陽光パネルの取付が出来ます。「容易に設置可能」です。
03.板金屋根- 重ね式折板( 88 折板・SK ルーフなど)
比較的困難
金属板を波型に折り曲げて重ね合わせた屋根材で、強度と防水性に優れています。広い面積を効率的にカバーでき、施工が簡単です。耐久性が高く、耐風性や耐腐食性に優れ、商業施設や工場などで多く使用されます。ただし、既成品の太陽光パネル設置金具を取り付けるには、穴をあけ、ボルト・ビス・接着剤などで、取付金具を固定しなければなりません。屋根施工技術に乏しい太陽光発電事業者は、雨漏りなどの心配から「設置不可能」と判断されます。
設置可能
これまでの経験から、雨水などの水が通らないところに穴を開け、ボルト・ビスを取付けることができるため「設置可能」です。
さらには水が入らないようにボルト・ビス取付け部分に止水処理を行います。
04.板金屋根-嵌合式折板(スーパールーフ66など)
比較的困難
金属板を波型に折り曲げ、隣接する板をはめ込む方式で連結する屋根材です。接続部分がはめ込み式のため、ビスや釘を使用せず、防水性と気密性に優れています。耐久性が高く、耐風性や耐腐食性にも優れ、長期間の使用が可能です。広い面積を効率よく改修できるため、劣化した広い屋根の改修に適しています。ただし、嵌合式の形状が無数にあることから、既製品の太陽光パネル設置金具を取り付けることができないため、特注で太陽光パネル取付金具を製作するか、穴をあけボルト・ビス・接着剤などで取付金具を固定しなければなりません。屋根施工技術に乏しい太陽光発電事業者は、雨漏りの心配から「設置不可能」と判断されます。
設置可能
屋根面積が大きく、太陽光パネル取付金具数が多い場合は、
架台メーカー各社と連携し、特注で金具を製作することができるため「設置可能」です。金具数が少ない場合でもこれまでの経験から、雨水などの水が通らないところに穴を開け、ボルト・ビスを取付ることができるため「設置可能」です。
さらには水が入らないようボルト・ビス取り付け部分に止水処理を行います。
05.板金屋根-波トタン屋根
設置困難
波トタン屋根は、波型に加工された薄い金属板(主に鋼板やガルバニウム)を使用した屋根材です。工事が簡単でコストパフォーマンスにも優れています。一般的に倉庫、農業施設などに使用されています。ただし、薄く軽い形状から、耐久性・耐荷重性が無いため、ほとんどの太陽光事業者は太陽光パネル「設置不可能」と判断されます。
設置不可能ではないが
おすすめしません
波トタン屋根に太陽光パネルを取り付けるためには、屋根躯体に直接取付金具を取り付けることが必要です。屋根自体の耐久性が無いことから、新たに穴を開けることはせず、すでにある穴を活用して取付金具を取付ける。さらに止水処理を行うため雨漏りの可能性がなくなるが、躯体への影響が大きいため建物の強度を検討する必要がある。「設置不可能ではないがお勧めしません」